Window of Scenery

天の川
オリオン座周辺

2016/11/6/4:13
D810A
TAMRON:SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09)
ケンコー スカイメモS
60mm/ISO 1600/f5/1分×60枚 計60分

オリオン座
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オリオン座(オリオンざ、Orion)は、トレミーの48星座の1つ。 ギリシア神話における登場人物オーリーオーン(以下、星座の絵姿としてはオリオンと表記)を題材とした星座。 天の赤道上にあり、おうし座の東にある星座。中央に三つ星が並んでいるのが目印。 北半球における冬の晴れた夜空は湿度が低く澄んでいるため、星がよく見えるばかりでなく、 オリオン座にはオリオンの肩に相当する赤みがかったα星ベテルギウス、 脚に相当する青白いβ星リゲルの全天21の1等星の2つを含み、2等星以上を7つも含むなど明るい星が多く、 都会の空でもよく目立つ有名な星座である。 特徴的な星の配置は、古代から世界各国で様々な呼び方をされていた。 日本では京都府綾部市、山梨県甲府市、塩山市などで、形を鼓に見立てた鼓星(つづみぼし)という 名前が伝わっていた[1]。オリオン座はしばしば文学作品などにも登場する。 「#歴史に見られるオリオン座の記述」を参照 オリオン座は他の星や星座を見つける基準にもなる。オリオンのベルトのラインを 南東へ延ばした先には全天で一番明るい恒星であるシリウス(α Canis Majoris)があり、 この星はおおいぬ座に含まれる。ベテルギウスと、おおいぬ座α星シリウス、 こいぬ座のα星プロキオンの3つの1等星を結ぶとほぼきれいな正三角形となり、これを「冬の大三角」と呼んでいる [2]。ベテルギウスをほぼ中心に置いて囲むように、プロキオンから右回りにふたご座β星ポルックス、 ぎょしゃ座α星カペラ、おうし座α星アルデバラン、オリオン座β星リゲルを結び、 再びシリウスを通ってプロキオンに至る六角形を引くこともできる(これを「冬のダイヤモンド」と呼ぶことがある)。